浴槽の掃除をきちんとしているのに黒ずんでしまった!
こんな経験、よくありますよね。
一日の疲れを取るために入るお風呂です。
やはり、キレイな浴槽に浸かりたい!
そこで、浴槽の黒ずみの原因や掃除の方法を調べてみました。
また、オキシクリーンやハイターを使った掃除法もお伝えしています。
浴槽の黒ずみを取ってスッキリした気分になりませんか?
浴槽の黒ずみが取れない原因はこれ!
浴槽に発生する黒ずみって放置しておくと取れなくなってしまいます。
だからといって、やみくもに掃除をするのでは時間がかかるばかり。
でも、原因がわかれば、対策を取ることもできますよね。
浴槽の黒ずみの主な原因は3つ。
『水垢』『皮脂汚れ』『カビ』
それでは、これらの汚れにオキシクリーンやハイターは効果的なのか?
そのことについてお伝えします!
浴槽の黒ずみはオキシクリーンで取れるのか?
オキシクリーンって何?
そう思っている方もいると思います。
そこで、オキシクリーンとは何かということを調べてみました。
オキシクリーンは酵素系漂白剤に分類されています。
アメリカをはじめ世界中で愛されている洗剤なので、実力は間違いないですね。
なにより、塩素系ではないので、漂白剤によくあるツンとした刺激臭がないのが嬉しいですね。
酵素系なので、色柄物にも使えるんですよ。
落とせる汚れの種類
オキシクリーンはアルカリ性の洗剤です。
つまり、酸性の汚れを落とすのが得意。
この酸性の汚れには浴槽の黒ずみの原因でもある『皮脂汚れ』が含まれます。
ということは・・・
オキシクリーンで浴槽の黒ずみをキレイにすることができるんです。
浴槽掃除の仕方
オキシクリーンで浴槽を掃除する時は残り湯を使うといいですよ。
その理由はオキシクリーンが効果的になる温度が40~60℃なんです。
それに残り湯を使えば、お風呂の椅子や桶、フタといった小物も一緒に洗うことができちゃいますよ!
では、浴槽掃除の手順です。
とはいっても、難しいことはありません。
浴槽半分くらいのお湯(100L)に対して、オキシクリーンを付属のスプーン10~15杯を目安に入れるだけ。
そのあと、2時間ほど放置してお湯を抜く。
気になる汚れはスポンジで軽くこすりましょう。
そのあとはシャワーで流せば掃除は完了です。
浴槽掃除って手間がかかるイメージがありますが、このやり方なら放置している時間に他のことができるのでとっても合理的ですよね。
購入できる場所
オキシクリーンはスーパーやドラッグストアで購入することができます。
ネットショップにもあるので、お店に買いに行くのが面倒だと思う人はそちらを利用するのもいいですよね。
オキシクリーンのデメリット
オキシクリーンは浴槽の黒ずみの原因が皮脂汚れの場合はとても有効的です。
でも、黒ずみの原因は皮脂汚れだけではありませんよね。
水垢も黒ずみの原因になるとお伝えしました。
この水垢はアルカリ性。
つまり、同じアルカリ性のオキシクリーンではキレイにならないんです。
これだけは注意しておいてくださいね。
浴槽の黒ずみはハイターで取れるのか?
ハイターはどの家にも必ずある洗剤ではないでしょうか?
キッチンハイターとかカビ取りハイターとかありますよね。
このハイターは塩素系漂白剤に分類されています。
白物専用(布巾など)の漂白剤や除菌剤として使いますよね。
この塩素系漂白剤には「次亜塩素ナトリウム」という成分が含まれています。
次亜塩素酸ナトリウムはカビ取りに高い効果があるんですよ!
塩素のニオイが強いので使う時は注意が必要ですが、ふりかけて数分置き、シャワーで流すだけでキレイになるというのはとても便利ですよね。
落とせる汚れの種類
ハイターは塩素系の漂白剤です。
それだけに汚れを落とす、ということを考えるとちょっと違うかもしれません。
でも、ハイターには次亜塩素酸ナトリウムが含まれています。
漂白や除菌に関してはとても優秀な洗剤なので、浴槽の黒ずみが黒カビの場合はとても有効なんですよ。
浴槽掃除の仕方
ハイターにはキッチン用とお風呂用があるのはご存じですよね。
二つの違いは濃度です。
キッチンハイターは薄めて使うというのを前提にしているので高濃度になっています。
反対にお風呂用は「飛沫を吸い込む」「手につく」というリスクが考えられるのでカビ取りに最低限必要な濃度に調整されているんです。
キッチンハイターで浴槽掃除をする時は原液で使わずに、2倍か3倍に薄めて使うようにしてください。
キッチンハイターを使う場合は薄めた溶液をスプレーボトルに入れて吹きかけるか、空の容器にいれて刷毛で塗っていくようにしましょう。
そのあと、少し放置してシャワーで流す。
放置時間は短くていいので、手早く掃除をすませたいという場合にはとても便利ですよね。
購入できる場所
ハイターはスーパーでもドラッグストアでも購入することができますよね。
キッチンハイターならどのスーパーでも必ず台所用品の棚にあります。
気軽に購入できるというのはメリットが大きいですよね。
ハイターのデメリット
ハイターはカビの除菌にはとても有効は方法です。
でも、使用する時には注意点があります。
容器にも書かれていますが、「混ぜるな危険」これは忘れてはいけないことです。
うっかり、酵素系漂白剤と混ぜて使ったり、一緒に使うようなことがあると有毒ガスが発生します。
また、ハイターを単体で使ったときも塩素ガスが発生するので使用する時は窓を開けて通気をよくするようにしてきましょう。
まとめ
浴槽の黒ずみの原因とオキシクリーンとハイターについて調べてみました。
浴槽の黒ずみの主な原因は次のものがあげられます。
- 水垢
- 皮脂汚れ
- 黒カビ
それぞれの汚れに対して効果的な洗剤がありますが、皮脂汚れを取ってくれるのがオキシクリーンです。
理由はオキシクリーンがアルカリ性なので、酸性の汚れである皮脂汚れを落とすのが得意だからです。
ただし、同じアルカリ性の汚れである水垢には効果がないので、浴槽を掃除してもキレイにならないと思ったときは酸性の洗剤を使うようにしてください。
もう一つの汚れである黒カビにはなんといってもハイターがおススメです!
この場合、お風呂用のハイターではなく台所用のキッチンハイターを使っても問題ありません。
ただし、キッチンハイターは高濃度なので必ず薄めて使うようにしてください。
また、窓を開けて通気をよくするというのも忘れないようにしてください。
オキシクリーンもハイターも浴槽の黒ずみを取るのには有効な洗剤です。
得意分野が違うので、どちらが効果的ということはいえません。
それぞれの場合によって最適な洗剤を使うようにしましょうね。
今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。